AEPCとは
協議会の主な活動:
- アパレル輸出業者が国内見本市だけでなく国際見本市でも最高の製品を展示できるよう指導。
- すべてのアパレルクラスターにおける需要と供給側のニーズを理解し双方への介入を通じて価値主導型の輸出強化に努める。
- 繊維業界のバリューチェーン全域の成長促進をサポート。
- インドブランド認知のために、調達国、バイヤー、ブランドとのつながりを強化することに努める。
- インドのMMF(man made fibre、合成繊維、化学繊維)セグメントの促進開発に努める。
- 適切な教育訓練を労働者に施し繊維業界に安定的に人材を供給。
- アップスケーリングと技術レベルの向上のため、海外パートナーとのコラボレーションの機会を構築。
- 繊維およびアパレル業界にマーケットインテリジェンス(市場戦略情報)と政策提言を提供し指導。
- 政府と定期的に交流し、製造、輸出を強化するための提案や推奨事項を提案。
ウール&ウーレン輸出促進協議会とは
ウール&ウーレン輸出促進協議会(WWEPC)は1964年10月6日にインド政府により、1860年の社会登録法に基づく非営利組織として設立されました。ニットウェアなどのあらゆる種類のウールとウール混紡/アクリル混紡/パシュミナ製品(セーター、ジャージ、プルオーバー、毛織およびウールのスーツ、ショール、ストール、ポンチョ、マフラー、ソックス、サーマルウエア、毛布、機械織カーペット、フェルト、糸、トップ/ノイル、手織物、等)の輸出促進に従事しています。
WWEPCは、基本的にインド企業が国際市場に参入することを促進、支援するインドの外国貿易政策の下の組織として登録されています。
当協議会は、インドの輸出業者だけでなく、ウール製品の好ましい調達先としてインドを選択する輸入業者やバイヤーに対しても支援をしています。
メンバーの企業がグローバル市場で成長および競争をするにあたって、さまざまな方法で直接的または間接的に支援をしています。またそれに伴って、インドの輸出企業全体にとって重要な役割を果たしています。当協議会には、2000社以上のウール/アクリル混紡製品の製造業者および輸出業者の会員がいます。
ウールテキスタイル部門:
インドでは、ウールテキスタイル・衣料産業は、綿や人工繊維のテキスタイル・衣料産業に比べて比較的小さいと言えます。しかし、ウール産業部門は、小規模、中規模、および大規模の製造企業と農村経済を結び付ける上で重要な役割を果たしています。製品群は、織物の中間素材から完成品である織物、衣服、ニットウェア、毛布、カーペット、そして高技術織物の初期段階にまで同等に広がっていて、多様性に富んでいます。ウール産業は、地方に拠点を置く輸出志向の産業であり、より暖かい衣類に対する市場の要望に対応しています。
インドのウール産業は約1754億円の規模があり、組織化された部門と地方に分布化された部門に大きく分けられています。
組織化された部門は、コンポジットミル、コーミングユニット、ウーステッドおよびノンウーステッド紡績ユニット、ニットウェアおよびウーブンガーメントユニット、マシンメイドカーペット製造ユニットで構成されています。
地方分布化部門には、靴下と編み物、パワールーム、手織りカーペット、ドラッゲット、ナマダス、染色、プロセスハウス、ウールハンドルーム部門が含まれます。国内にはいくつかのウールユニットがあり、その大部分は小規模セクターにあります。
ウール産業は、広範囲かつ多様な地域で雇用を生み出す可能性があり、現在、組織化されたウール部門で約1億2千万人に雇用を提供し、さらに2億人が羊の飼育および農業部門に従事しています。また、カーペット部門には3200万人の織工がいます。
ウール製品の輸出:
インドはウール製品を世界中に輸出しています。インドの製品は、他の国の製品(中国/バングラデシュ/パキスタン/スリランカなど)と比較して、多くの国のバイヤーに非常に高く評価されています。2018-19年度にウールカーペットを除くウール/混紡製品の輸出総額は約906.6億円に達し、2017- 18年の同時期の売上高約789.9億円から15%の成長を記録しました。 統計によると、ウール製品のほとんどの製品輸出がプラス成長を示しています。
インドシルク輸出推進協議会
インドシルク輸出推進協議会は1956年に制定された会社法により設立され、1983年に同法25条によりインド繊維省により公社化されました。インドシルク輸出推進協議会は外国政策法(FTP)に基づき登記されておりシルクおよびシルク関連製品の輸出に携わっています。弊協議会には、現在シルク分野にて積極的に展開する優良企業(FTP登記)からなり、下記のとおり活動を行っています。
- 製品製造のための最新技術、ナチュラルシルク・シルク混製品、既製服やカーペットの販路開拓のためのプロモーション活動
- 輸出促進のためのマーケットリサーチ、新しいデザイン・パターンの開発、輸出各国に対してのナチュラルシルク・シルク混製品の市場感度やポテンシャルの調査
- 輸出のためのガーメントやカーペットなどシルクやその製品デザインやパターンの改良・改善のためのデザインセンター設立
- インド国内や海外での製品広報活動
- インド国内や海外での展示会の運営や出展活動
- インド国内や海外でのバイヤーセラーミーティングの設定
- インド政府からの貿易トレンドやフィードバックや輸出ルールの変更、輸出ターゲットの選定などの情報を会員企業に伝達する
- バイヤー、セラー間の貿易摩擦の解決
- 輸出実績認証の発行
AEPC(アパレル輸出促進協議会)について
協議会の主な活動
- 市場を開拓および輸出可能性のある商品を見出す
- 特定商品への市場調査を指揮し、市場に知性を与える
- 将来性のあるバイヤーとの連絡網を設立し、インド産商品への関心を生み出す
- 会員が最新の世界のファッションの流行について知るための図書館を供給
- 海外進出のための販促・研究チームと貿易代表団の協賛
- 決まったカテゴリーの商品の売り手と買い手の商談会
- 現在ある商品のための新たな市場開拓
- 異なる市場でのニーズに沿った商品変更や開拓の支援
- 海外市場進出支援
- 海外のトレードフェアや展示会への参加
- 海外のマーケティング情報を広める
- あらゆる政府機関との調整・輸出促進プログラムの組織化
- 固定義務として政府に洋服に関する収集データを供給 現金化および不利益サポート
- 既製服への敬意として政府の輸出・輸入政策を宣伝
- 資格付与の公式化について政府を宣伝
- アパレル訓練とデザインセンターを通じて既成衣服業界の人材育成を供給
WWEPC(ウール&ウーレン輸出促進協議会)について
PDEXCIL(動力織機開発・輸出促進協議会)について
PDEXCILの活動
- MDAやMAIといったインド政府の様々な制度の下、各国の国際繊維展示会に補助金を活用して出展しています。
- テキスタイル委員会事務所と共同で、インド各地でバイヤー・セラー・ミーティングを開催し、パワールーム生地や製品のプロモーションを行っています。
- ビジネスに関する様々な問題や、GIS、ISPSD、TUFSなどのインド政府の様々な政策の促進について企業の経営者を教育するために、様々なトレーニングプログラム、ワークショップ、セミナーを開催しています。
- ニュースレターを発行し、重要な市場情報やその他の情報を広めています。
- インド政府からの資金援助により、イーロードゥにデザインスタジオを設立し、業界内での技術力の差を無くすためのトレーニングを実施しています。
- イーロードゥ事務所を通じて、ISDSの下でスキル開発トレーニングプログラムを実施しており、現在では政策のメインフェーズに突入しています。